着物を着る機会を見つけるのが難しい・・・

着物に熱をあげて、お正月用に一通り揃えたことがあります。

裁縫がわりと得意なので、着物はウール地で縫って、帯は奮発して正絹の名古屋帯を購入しました。

草履や着付け小物は、店頭で手頃なものを探し回って、苦労して揃えたのです。

けれども、お正月に着てみたら、目立ち過ぎて落ち着きませんでした。

以来、着てないです。

あれからもう5年も経ってしまいました。

着物を着る機会を見つけるのって、私には大変過ぎます。

着物は好きだけれども、日常にマッチしないけれども、やっぱり着たいけれども、とジレンマに悩み続けていました。

けれどももう、思い切って整理することにしました。

考えに考えた末、奮発して購入した名古屋帯と、帯揚げ等の小物だけを、保管することにしました。

いつかは役に立つかもしれないし、気に入っている帯だから、年に数回、風通しをする手間がかかっても、持っておこうと思うのです。

本来は着物買取業者に売った方が、合理的なのだと思います。

着物に興味を持っていると、着物が年々現代化していることに気が付きます。

着るのが面倒な襦袢などの下着にとってかわり、今では簡素で合理的なスリップが売られています。

また、着物や帯の他、草履や小物まで揃えられた、すぐに着られる着物セットもあります。

将来は、もっと着物が進化しているかもしれません。

なので、いつ使うかわからない帯を残していても、仕方がないのかもと思うのです。

そんなことも考えたのですが、やっぱり段ボールに樟脳を入れ、帯と小物、そして着物についての本を入れて、クローゼットにしまいました。

いつか、日常生活で着物を着られる時代が来るといいのにと、桜花媛BBクリームを塗りながら思います。